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2024/04/28 08:59


作業性、見栄えも含め通常「縁断ち」といい形を整える為に革端を切り落としていく

しかし、私はこの革端にこそ荒々しい“武骨”さが現れると感じている。
ヨーロッパのシンメトリックな写実的な芸術ではなく、アフリカのエネルギー溢れる野生あふれる芸術のようなそんなものを感じます。

現代はいろんなものが形、体裁を整えられはみ出そうものなら袋叩きに合う。
みてくれ、言葉だけは立派で綺麗だけど中身はいかがなものか?と言うモノにヒトにも出会います


 

 本当に中身がしっかりしたものは見た目が粗削りでもきっと気づいてくれる。

芯の通った本当の「武骨」とはそうゆうものだと思います。
私はそれを信じて今日も革作りに励みます。



先日、椎茸、なめこの種駒打ちを手伝いました。
お駄賃として原木をたくさんいただきました
保管場所がなく庭の片隅に置かれています。

上がってくるのが楽しみです。